サルタン皇帝の物語

サルタン皇帝の物語

プロローグと4幕からなるオペラ

 

作曲:ニコライ・リムスキー=コルサコフ

台本:ウラディーミル・ベリスキー

 

プロローグ

村娘の3姉妹が糸を紡ぎながら、自分が皇妃になったら何をしたいか、それぞれの夢を歌う。たまたまそれを外で聞いていた皇帝サルタンは、末娘が言った「強くて勇敢な息子を生みたい」という希望を立派なものとして、彼女を自分の妃にする。ふたりの姉と母親は彼女に嫉妬し、復讐する機会を狙う。皇帝サルタンが戦争のために出征中に皇妃は出産するが、ふたりの姉は彼女が怪物を生んだというデマを広める。

 

第1幕

皇妃ミリトリサは、皇子誕生の知らせを皇帝に伝えに行った使者が帰ってこないので心配している。道化師と老人が皇妃の気分を和らげようとするそこへ帰ってきた使者は、皇妃と皇子を海に投げ捨てよという皇帝の指令を伝える。皇妃と皇子は樽に入れられて海に流され、人々は嘆く。

 

第2幕

樽はブヤン(英語版)島に流れ着き、皇子グヴィドンは立派な若者に成長した。グヴィドンが狩りの最中、鳶に襲われている白鳥を助ける。翌朝、島は輝かしい都市に変わっていた。都市の住民はグヴィドンが鳶の姿をした悪い魔術師を追い払ってくれたことに感謝する。彼らの願いに従ってグヴィドンはその都市の統治者になる。

 

第3幕

グヴィドンは故郷の父親のことを思い、白鳥に父親のもとへ行く方法を尋ねる。白鳥はグヴィドンを蜂に変身させる。蜂は海を渡ってトムタラカンの宮廷へ行く。宮廷では3人の船乗りたちがブヤン島に突然出現した都市の不思議を語り、皇帝は島を訪れようと計画する。ミリトリサのふたりの姉と母はそれを止めさせようとするが、蜂に刺される。

 

第4幕

島に戻ったグヴィドンが妻がほしいと白鳥に訴えると、白鳥は自分自身が姫であることをあかす。グヴィドンと白鳥の姫は結婚する。島を訪れた皇帝はグヴィドンに聞かれて、かつて自分が出征して帰ってきたら愛する皇妃と皇子が宮廷からいなくなっていた話をし、もう一度皇妃に会いたいと歌う。白鳥の姫は皇帝の願いを聞いて、ミリトリサと皇帝を再会させる。皇帝はようやくグヴィドンが自分の息子であることを知る。皇帝はふたりの姉と母を罰しようとするが、最終的には許し、祝祭的な気分のうちに劇を終える。

プログラムとキャスト

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JAN 2020

ボリショイ劇場

​ボリショイ劇場 (露: Большой театp、英: Bolshoi Theatre、正式名称: 国立アカデミー・ボリショイ劇場 〔Госудаpственный академический Большой театp России〕) は、ロシアのモスクワにある劇場。ロシアを代表するバレエ、オペラ劇場(歌劇場)である。「ボリショイ」とはロシア語で「大きい」を意味し、単純には「大劇場」。ロシア国内のいくつかの都市には複数の劇場が存在し、大きなものをボリショイ劇場と呼び、小さいものをマールイ劇場と呼ぶ慣習がある。ロシア国外では、一般に「ボリショイ劇場」と言った場合はモスクワのボリショイ劇場を指す。

1776年ピョートル・ウルソフ公爵とマイケル・マドックスによってウルソフ公爵邸でオペラやバレエ、ドラマの上演がおこなわれたコトがボリショイ劇場の始めであるとされています。

その後1780年モスクワ・モホヴァヤ通りのパシュコーフ邸を得て、ペトロフカ劇場で演劇とオペラを製作・発表するようになりました。

やがて帝室劇場の管理下に置かれるが、現在のボリショイ劇場の建物を得るまで計3会の火災に見舞われる。1805年の火災でアルバート通りの新アルバート帝国劇場に移転するものの、この劇場も1812年ナポレオンのモスクワ侵略の際、モスクワ大火で焼失しました。

1825年、現在のテアトラーリナヤ広場の敷地にA.ミハイロフ、オシップ(イオアン)・イワノヴィッチ・ボヴェの設計の元建設されます。また、これより早く1824年にボヴェはマールイ劇場(小さい劇場)を建設しています。ボリショイ劇場は1825年1月18日に落成し、当初はロシアの作品のみを上演し、外国人による曲目、作品が上演されるようになるのは1840年まで待たなければいけませんでした。

1853年、このロシア古典主義様式に基づく劇場は火災に遭い、大きな被害を受けます、1856年アリベルト・カヴォスによって焼け残った正面列柱と壁面を生かして改修工事が行われた結果、現在の劇場が完成しました。また、この改修工事の際に正面破風の上に彫刻家P.クロットによる太陽神アポロンの支柱立ての馬車の彫刻に換えられました。

独ソ戦で劇場はドイツ軍の攻撃により被害を受けましたが、すぐに修繕されてました。ボリショイ劇場の施設は、観客席数6層2150席。2002年11月に1000人を収容できる小劇場(ボリショイ劇場新館)が建設された。

2005年7月1日からボリショイ劇場本館は老朽化の進んだホールを修復するため閉鎖され、6年の歳月と200億ルーブル(現在のレートで約470億円)以上を投入し大規模改修が行われた。この間、本館におけるバレエ、オペラは上演が中止され、ボリショイ劇場新館と、クレムリンのクレムリン大会宮殿などで行われた、2011年10月28日に再開。バレエのこけら落とし公演はチャイコフスキーの「眠れる森の美女」が上演されました。

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